システム請負開発
日本と大連二つの開発拠点を構え、柔軟な開発体制を構築
DLSEは、日本と大連二つの開発拠点を構え、お客様のセキュリティーやコストなどの要求に応じて、委託された作業を日本で行うか、大連で行うか、柔軟に対応することができます。
それぞれの役割と作業内容を考慮し、実際には日本拠点はSEの割合を多く、大連拠点はPGの割合を多く人材を配置しています。
近年、中国の人件費高騰などの事情があり、システム開発を中国へ委託するにはやや逆風となりつつありますが、しかし、深刻化する日本国内のIT人材不足を解決するには、「海外からIT技術者を調達」や「システム開発を海外へ委託」などの施策は今後も必要不可欠と思う人が多いでしょう。
また、ここまで高騰した中国IT業界の平均賃金は、いまだ日本の半分程度にしか至っていません。今後の生産性・品質向上を踏まえ、コスト的にも日中協業の余地がまだまだあると確信しています。
特に、大連は日本のビジネスをする企業が多く、町文化も日本と共通するところが多いです。日本向けのシステム受託開発に対して、大連は中国のなかでもっとも競争力が高い都市として好評を博しています。美しい街づくりや整備されたインフラ、豊富なIT人材、高い日本語能力及び日本人に合う食文化など、大連は日本向けオフショア開発拠点の優位性を長く維持しています。気になる人件費も北京、上海などに比べて、低い水準に抑えられています。
請負開発の高い成功率を維持してきた
プロジェクトマネジメントの良し悪しがシステム開発の成否を大きく左右します。DLSEはこれを十分に重視し、マネージャの選抜・育成からマネジメント手法の研究まで、色々な工夫をしています。
DLSEのマネージャに必須な技能
- プロジェクト管理に必要な提案や計画、進捗・品質管理、リスク及びコスト管理の基本技能
- 作業を管理するより、人を動かす能力とコミュニケーションスキル
- 部下がついてくる人間性とリーダーシップ
- 常に多角的な視点で物事を見る習慣
- 自分の仕事に愛を持ち、挑戦する心
- ワークライフバランスが良く、DLSEのHappy文化を良く理解
DLSEは金融や小売、流通、公共など様々の分野において、システム請負開発の成功事例が数多くあり、オープン系開発からメインフレーム系開発まで、各技術分野でスキルの高い技術者が在籍し、お客様に最適なご提案とサービスを提供しています。
請負開発実績一覧
| 金融分野 | 公共分野 | 産業分野 |
|---|---|---|
| 証券情報管理システム 証券システム 証券レポート作成・部店振分 地方銀行資産管理システム クレジットカード支払システム 保険会社名寄 外貨外証システム移行 銀行システム移行 証券会社為替システム 預金システム 株式給付信託システム 銀行融資支援システム 銀行格付自己査定システム |
財団法人共済システム 消防システム 料金計算システム |
不動産情報管理システム 倉庫バーコード管理システム チケット販売システム 携帯電話検索システム 自動車販売システム 受発注管理システム 人事給与管理システム 倉庫シミュレータシステム 取引先管理システム IC工場製造制御システム 商品受発注システム RFID入退室管理システム 会社稟議ワークフロー 店舗管理システム ガソリンスタンド管理システム |
請負開発の品質管理
請負開発はお客様と離れたところで行うケースが多く、決められた開発期間で良質なシステムを提供されるかどうか、お客様は常に不安を抱えていると思います。
DLSEはCMMIレベル3を達成した企業として、品質管理の国際標準に基づき、自社用の品質管理基準書を作成しました。当基準書を実際に運用しながら、継続的な改善も行っています。私たちは品質に対して、「何をどうすれば、継続的な品質改善ができるか」を日々考えています。
- CMMIレベル3を取得、PMO・品質管理部が品質基準書を策定し、開発部門を監視・指導
- 定期的に品質データを収集し、定量・定性分析を行い、必要に応じて改善レポート作成
- 社員の開発実績（作業量、作業品質）が社員の賞与と直結、公正・公平な仕組みを実現
- 社内・社外の「報・連・相」を徹底、問題を早期発見・早期解決
- 定期的にお客様の満足度調査を実施し、評点の低い項目は即改善
- 社員満足度の高い会社づくりを目指し、モチベーションの向上が品質向上へ繋がる
請負開発の情報セキュリティー
請負開発において情報セキュリティー管理は非常に大切な事であり、開発作業を行う現場の物理環境、ネットワーク環境が本当にお客様の情報を安全に守れるか、常に考えなければいけません。
DLSEはISO27001の認定企業として、情報取扱規範を遵守し、お客様の情報を安全に管理しています。
- 全従業員が機密保持誓約書に署名し、退職後も適用する
- 入館認証システムや監視カメラ設置などで出入り口の安全を守る
- 紙・電子データの取り扱いには厳重な注意を払い管理する
- 開発マシンには監視ソフトウェアをセットアップ、不正な操作を即時に検出
- 外部からの接続を一切遮断したセキュアなお客様専用の開発ルームを用意している
- インターネットのファイアウォールとウィルス対策を徹底する
- 定期的に全従業員向けの情報セキュリティー研修を実施する
